喜多桐スズメのニューおろおろ日記

漫画家・イラストレーター喜多桐スズメの日々雑記

息子ピカソ。

ピカソの画集を眺めていた息子が、突然「泣く女」欲しいと、言った。 そう、あの有名なピカソの「泣く女」。 美術の教科書にもスタンダードに掲載されていて、ネットで検索しても、サックっと出てくる、あのキュビズムな女性。 で「泣く女」価格は10億円だ。…

言葉から始まる世界。

生命が躍動する季節に、なななんだ、この闇の世界情勢。 私の息子が「愛を頂くのかいママ?」と、言ってから、なんかクセになって大好きなオムライスに「愛」を書いて食べ続ける日々。ケッチャプ書道部員のワタクシ。 中国簡体語で、愛。 ドイツ語で愛。コマ…

陰山メソッド国語ドリル。

ドリルですよ、小学館の学習ドリル。 隂山先生の分かりやすいドリル。お子様の家庭学習にどーぞ。 表紙はイラストレーター・ミヤザキさん。 中面の使いまわしキャラがワタクシ担当。 そして、昭和文学初等教育の鉄板作品、太宰治の「走れメロス」が小六ドリ…

私はかもめ?

原稿用紙がいつも埋まる気がしない。 白い・・・。 この271回目のやつはもう、埋まって公開中だ。 埋まらないときはお散歩だ。 公園で読みかけの本が主の帰りを待っている。 主は何処へ。 チェーホフのかもめ。 ロシア人作家チェーホフの有名な戯曲だね。 本…

繊研新聞ブログ更新してます。

1月26日付け、ファッションアパレル日刊紙繊研新聞コラム。 何にハマってるか、ハマリもので世の中のトレンドが見えてくるという企画。 で、そろそろ、ネタが尽きそうです。 春からは新しい企画で行こうか、という流れになっています。 www.kitakiri.com で…

漱石の日なんだけどさぁ。

去年も同じ日に書いた、漱石の日。 ネコ型ヒトさん漫画「まいどにゃ★家族」を描くにあたって、ひとつだけやっちゃイカン決めごとを自分で作った。 NGワードは「人」という言葉。猫だからね主人公は。 で、あの名作「吾輩は猫である」の夏目漱石も猫を擬人化…

マイバースデー。

本日2月15日はワタクシ57歳のバースデー。 6歳からの幼馴染がくれたメッセージ。 「体調には気を付けて楽しい58歳にしましょう!」 多い、いっこ多い。でもね、もう、1個2個どうでもいいや。 子どもたちが花をくれた。 これが一番嬉しい。 ♪部屋を飾ろう コ…

愛のお散歩ちゃん。

子育てをしていた町から二駅先に越して6年以上。 でも、歯医者はあいかわらず元の街のクリニックに通っている。 駅から世田谷美術館に続く道に舗装材として「百人一首を掘った淡路島産の瓦」が敷き詰められている、用賀いらかみち。 見慣れた地面。 子育てに…

イカゲームとだるまさんがころんだ。

語学、というにはおこがましいが言葉を習うの好き。 英語はすんげーテキトー。英語をパスしたことに関しては今現在、失敗したと思ってる。 でだ、30年近く前に勉強したイタリア語はワタクシの中で消滅したと言っても過言でないだろうと、前回も書いた。 でだ…

ファッションブログ更新しています。

先月の沼はソーシャルゲーム。 コミュニケーションの形が変わったね。といいつつ、何も変わっちゃいないね、と書いてます。 先日「落窪物語」という、作者不詳の平安時代の小説をついつい読んじゃった。 さっと、読みたいから現代語訳。平安時代の韓ドラ、と…

1月が終わる。そして、2月。

2022年の新年を迎えおせち料理を食べたのは、つい昨日の出来事だったはずなのに、今月もあっさり終わりを迎える。 1月って何やってたんだろう、って思って手帳をめくると盛りだくさんだ。ずっと机上の人だと思っていても結構色々やっている。 お出掛け先で、…

で、あのつる草。

毎日のお買い物道沿いにあるお家の、あのつる草。 「ここで一生懸命生きているので、見守ってほしいと」頼まれて、ワタクシは見守った。 で、その後 見守って欲しいの張り紙は剥がされ、刈り込まれたつる草。 そらそうだね、玄関までぐるりと巻いていたから…

で、イタリアでのスケッチブック。

ピカソのゲルニカのことで、イタリア居候時代のことを思い出し当時描いたスケッチブックを探しだしたワタクシこと、スズメさん。 で、30年振りに見るスケッチブックの落書きは酷い酷い。 なんじゃ、こりゃ、って。 イタリア・ベネチアのサンマルコ寺院の隣に…

あのゲルニカは、いったい何だったの?

2021年の年末、NHKの番組、日曜美術館が「ピカソのゲルニカ」特集だった。 番組に出演していた横尾忠則さんが今までの職を捨てて画家に専念しようと決意をしたぐらい、衝撃を受けたと語った、ピカソのゲルニカ。 ワタクシも、27歳のときにイタリアのペギーグ…

寒いと寿命が縮む。

先日から降った雪で本日、東京大混乱。 都会は雪に弱いね。 暑がりだけど、手足の末端が冷えるワタクシは、寒いとこ苦手。 寒冷地に移住できない、死ぬ。そもそも、大阪育ち。 瀬戸内気候の大阪は温暖。 東京に移住した27歳の12月、日没の速さと寒さに驚いた…