よく、セールスの電話がかかってきます。
ウチだけじゃ、ないでしょうが。
最近、多いのが「幼児教育」関係。英会話教材が中でもダントツです。
はい、と電話に出たとたん、こちらの都合も聞かずに、
セールスウーマンが早期教育の素晴らしさを語り始めます。
化粧品、不動産、布団丸洗い、色んなセールスの電話がかかってきます。
けれど「いりません」ときっぱり拒否すればみんな引き下がります。
「興味ありません、いりません」とはっきり言っても、幼児教育関係の
セールスは一筋縄ではいきません。
「え、お子様の将来のことなのに、興味ないんですか?」と、
まるで、私に母親失格であるかのような言葉を投げ掛けてきます。
遊びの延長で楽しく学べ、自然に身に付いている、
そうです。
ありえません。遊びでも勉強でも何でもそうですが、
身に付けるには、それなりの努力は必ず必要です。
アップルをアポーと発音できるようになることが
果たして、身に付いた、と言えるのでしょうか?
早期教育のセールスウーマンは話を始めると、とても長い。
私の「いりません」も、聞いちゃいないよ。
がしゃん、と電話を一方的に切ればいいことなんだけどね。
なぜか、それが出来ないんだわね。ばかね。
でも、今日は英語教材に、勝った!
「私の夫はアメリカ人です」。
さすがに、これは効きました。さようでございますか、と
あっさり引き下がってくれましたとさ。