自宅からすぐのところに区立のプラネタリウムがあります。
こどもはタダで大人も200円とリーズナブル。
星空の他に、プラネタリウムのスクリーンを利用したミニ番組があり
番組も年に数回変わります。
手軽なので、年に何回かプラネタリウムに行ってます。
星空は好きなので(嫌いな人は、いないね)毎回楽しめて、いいねぇ。
息子とプラネタリウムの始まりを待っていると、小学生の女の子を二人連れた
お母さんが私の隣に座りました。座る前から、女の子二人に対して何やら
話しかけています。
いよいよ投影が始まるというのに、まだ喋っています。
始まると、お母さんのおしゃべりは、星座のうんちくへと
変わっただけで、私の隣でず〜〜〜っと喋っています。
おもにギリシャ神話のうんちくのようです。
でも、説明が下手で、何かの呪文を唱えているようです。
おかげで、星座のアナウンス説明がよく聞き取れません。
さすがにぶち切れそうになり、静かにしてください、って文句を言おうと
思ったのですが、注意する声も響きそうなので、ぐっとこらえました。
結局、このお母さんは、1時間、ずっと喋っていました。
ちょっと静かだった瞬間がありましたが、ぐーぐー寝ていました。
プラネタリウムでこんなに疲れるのは初めてですが、おしゃべり母さんが
とても印象的な台詞を吐きました。私は生涯忘れないでしょう。
プラネタリウムの明かりが落ちて、星空が円形スクリーンにばっと広がった瞬間
「私が行ったモンゴルより星が少ないわね」と、
おしゃべり母さん。
プラネタリウムより星の多い場所があるのか?
モンゴルはプラネタリウムに勝ったのか?!
私がこの先モンゴルへ旅行することがあれば、間違いなく
この台詞を思い出して、この日のことをしょっぱく思いだすのでしょう。