その昔、郊外に住む人でおしゃれな人を見かけたら
ファッションセンター「しまむら」で買い物をする「しまむラー」だと聞いて
繊研新聞のコラムに書いたことがある(ネタ提供・おにゃんさん)。
いつの間にか「しまむら」は都心に進出して、都会のおしゃれな人たちが
「しまラー」と呼び名も短く、アカ抜けさせてしまった。
我が家からも電車で数駅のところに「しまむら」ができた。
先日「しまむら」で買い物中、年配のおじさんが「しまむら」の店員さんをつかまえ
「北海道の身内に送るから、5000円位の長袖のブラウスを見繕ってくれ」と、頼んでいた。
店員さんは一生懸命「こちらは如何ですか?」「これなど、どうでしょうか?」と
おじさんに商品を見せるが、高くて1980円程度の商品ばかりだ。
「しまむら」で一着5000円のブラウスを見つけるのは至難の業だよ。
ようやく「こちらで如何でしょうか?」とおろおろする店員さんにOKを出したおじさん。「んん、しょうがないな、これぐらいだったらいいか・・・」と。
おじさんが、いくらのブラウスをお買い上げになったのかはわかりません。
同じ時間に店内の別の場所で、TVコマーシャルの撮影をやっていたのですが
このやりとりをコマーシャルにしたほうが面白いのではないかと、思う私でした。