喜多桐スズメのニューおろおろ日記

漫画家・イラストレーター喜多桐スズメの日々雑記

an終了

アルバイト求人誌anが52年の歴史に幕を下ろすですって!

 Webへの転換遅れが原因ですって。寂し~。

 

20代の頃、散々お世話になりました。当時anの編集長だったO倉さん、お仕事いっぱいありがとうございました。ちなみにアルファベット伏字にしても、そのまま読めるわ。編集のO地君も、伏字にしてもそのまま読めるわ。

 

紙媒体のanって、デイリーanですよ、デイリー、つまり日刊!新聞が日刊なのはわかるけど、雑誌が日刊!今の人にとっちゃどういうこと、って感じですよね。

 

編集部、すごかったね。20代男子だから、脂ぎっていたね。それは欲望と言う名の脂じゃなくて、風呂に入ってない脂だったね。記事面は週一だけど、ほぼ、ひとり二人で編集してんだから、帰れないね、お家に。今で言うブラックなんだけど、もう、どブラックだけど、なんかみんな楽しそうだった。

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私が表紙のイラストを担当させてもらったan。けっこうシンプルな音符だね。

 

編集長のO倉さんが、自由に描かせてくれるから、調子に乗って週替わりでタッチを変えてみたりした。この記事の着物着たオズボーンのイラストは、なんと切り絵だ!

 

デジタルのデの字もない当時、イラストの線は1ミリの極太ロットリングで描いていたんだけれど、そのうち飽きて鉛筆の線で描いたり、色んなことを試したなぁ。

思い返せば、私にとっては良い環境でした。色々描けて、楽しかったです。

作品量も膨大なので、もう、切り抜いて段ボールに放り込んであるから、探すの苦労しました。で、上の6点を発見。

 

大阪でもan上京してもan。「学生援護会」って名前も、今はないのですね。

懐かしくって、寂しいな。

 

O倉さんO地君(伏字になってないって)お疲れさまでしたぁ~。

 

 

 

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