娘と近所のスーパーにお買い物。
毎日のご飯の食材の買い出し。
今日はきんぴらゴボウ作ろう、と言って牛蒡、購入。
沢山買い物した。
エコバッグ二つに分け、買った物を詰める。
長いゴボウやネギを買うと必ず買い物袋から飛び出すね。
「ママ、牛蒡の袋持ちたい、トレンドだからね」と、娘。
はあ?ゴボウが飛び出した買い物袋を、トレンドだから持ちたいと?
何のことか分かんないけど、買い物袋からニョーンと飛び出したゴボウが、素敵なんだと。
私、お買い物をした!って感じが、なんだか素敵で楽しい、と娘。
で、何となくわかったような分かんないような娘の話を夫にした。
すると、夫。
「オレも若いとき、自転車の前カゴにバゲッドを乗っけて走るのが素敵だと思ってパン屋でフランスパン買って、乗っけて走って素敵な気分を味わったことがある」と。
よくわかんなかった娘の発言。点と点が繋がった。
私は永くイラスト描いてきて、お買い物のシーンを描くとき、袋からネギが飛び出ている絵を確実に描く。時間があれば、どんだけ買い物袋からネギが飛び出してるイラストを描いたか、整理してExcelにまとめたいぐらい、描いた。
袋からネギが飛び出してるだけだけど、絵が素敵になるのよ♥
絵が素敵になると思ってる私の家族が、袋から飛び出したネギや牛蒡が素敵だと思うのは、何も不思議なことじゃない。
こういう、いつもの生活のマストなシーンを素敵に思えるのは、ほんとうに良い。
毎日の生活を楽しんでる娘は幸せそうだ。
毎日が舞台だね。
お買い物をして、袋からネギが牛蒡が飛び出している。
いつもの道を買い物袋を抱えて家路に向かう私は、素敵だ。