原稿用紙がいつも埋まる気がしない。
白い・・・。
この271回目のやつはもう、埋まって公開中だ。
埋まらないときはお散歩だ。
公園で読みかけの本が主の帰りを待っている。
主は何処へ。
チェーホフのかもめ。
ロシア人作家チェーホフの有名な戯曲だね。
本を読むより舞台を観たいぜ。
その下を、かもめではなく鳩が行く。
「ああ、昼も夜も書かねばならぬ」って、登場人物である作家・トリゴーリンのセリフを言ってみる。
で、やっぱ、かもめの名台詞はニーナの「私はかもめ」は、お決まりで言ってみる。
だが、かもめの下を行く鳩の写真を夢中で撮っているのは、スズメだ。
私はスズメ。
原稿用紙は白いというのに、日記を上手くまとめてしまった自分がなんだか腹立たしい。
という、本日の茶番劇。
チェーホフは銃弾を浴びたかもめを印象的に書きいのちのはかなさを表現した。
同じロシア人の大統領は人間に銃弾を浴びさせていることを分っているのだろうか。
今、銃弾を浴びているのは、かもめではない。
☟コマコミの仲間SHONENさん日本デヴュー。