ドリルですよ、小学館の学習ドリル。
隂山先生の分かりやすいドリル。お子様の家庭学習にどーぞ。
表紙はイラストレーター・ミヤザキさん。
中面の使いまわしキャラがワタクシ担当。
そして、昭和文学初等教育の鉄板作品、太宰治の「走れメロス」が小六ドリルに収録。久々に読んで見る。いや、久々でもない。走れメロスは思い出したら読む。だから、どんどん読むのが早くなっているような気がする。ドリルの文字は大きくてルビも多いから、老眼には大助かりだ。
そしてだ、うちの家族も全員「走れメロス」は好きだ。
全員やたらと詳しい。
ドリル収録だから当然、全文は掲載されていない。
メロスが親友のセリヌンティウスを王様に預ける所で話は終わっている。
ここまで、読んでも無茶な内容だ。
家族が口々に「メロスひでーな」という。
そう、酷い男だ、メロス。
娘が中学生の時に授業で読んで、学校から帰るなりまくし立てていたっけ。
☟13年前の日記。
太宰も芥川も面白いね。
愛され続ける名作は無茶な内容だが、面白い勝ち。
☟ワタクシの漫画も面白いと思って毎日描いているんだけどね。