喜多桐スズメのニューおろおろ日記

漫画家・イラストレーター喜多桐スズメの日々雑記

よろずなざっしー、終了。

2021年4月スタート。デイリースポーツ社のニュースサイト「よろず~」の週一連載「よろずなざっしー」連載終了でーす。

 

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1年か~。子どもの頃の1年って、永遠の月日だったけど、大人になったら1年なんてほんの秒。月日が過ぎ行くスピードのエグさったら、ない。

 

連載当初、座敷童のザッシーがのんびりお茶を飲んでる漫画ですよね、って読者の方から言われて、ああ、そうかもって返事したことを思い出した。

確認したら、ひとりでのんびりお茶を飲んでるコマがどこにもなかった。

あ、49話目で、成績発表のニュースを観ながらお茶飲んでるけど、のんびりしてないね。

 

50回×4+4=204コマ

 

ザッシーひとりでのんびりお茶を飲んではいない。常にだれか隣にいる。

 

ので、のこちゃんと水いらずでお茶を頂くコマを描いた。

 

台湾茶を淹れる茶器を描いた。

ワタクシの台湾人の友人が美味しい台湾茶を送ってくれる。

ほんとうに、美味しい、台湾茶。

 

で、ざっしーは日本茶も好き。

 

日本は鎖国時代もお茶を海外に輸出していた。

それだけ、お茶って日本の財産。

 

ワタクシの娘は鹿児島の知覧茶がすごい好き。食物繊維が豊富だ、知覧茶。

ワタクシは静岡の深蒸し茶が好き。伊豆のぐり茶なんて超好物。

 

でさ、ワタクシ関西育ちなのでお茶と言えば「宇治茶」だったんだよね、と久々に宇治茶を飲んで確認。あー、上品な緑が美しい宇治茶。

 

そういや、関西ってお茶の味のスイーツの名前基本「宇治」だもんね。

かき氷の宇治金時なんて、お茶=宇治。

お茶といえば宇治。

 

昨年、小田原城に行ったとき、徳川幕府に献上する宇治から運んだお茶を保管する建物の存在を知ってびっくり。おいおい、小田原だと静岡のお茶じゃないんかい。

わざわざ宇治からお茶を運んで保管。

静岡のやぶきた茶おいしいじゃ~ん。静岡のお茶でよくない?

って思ってたら、現在、日本茶で一番多く栽培されてるやぶきた茶の「やぶきた種」って、1908年に出来た品種だから江戸時代はなかったんだ。

 

当時は、宇治茶が一番、将軍様のお口に合ったのね。

まあ、家康は天下の食いしん坊将軍だったからね。

 

よろずなざっしー、ティータイムで終了。

 

 

☟最終回スペシャル。って4コマ多い。

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