友人と友人の5歳児の息子とともに。
ここは子どもでも楽しめる場所かと言うと、子どもによる。
友人の子どもは鼠のいるランドとかに興味がない。
私たちが入場して30分後ぐらいに、お子様とお母さまの団体様が入場されたが、押せるボタンのある展示物をワーッと見学して、20分ほどでお帰りになった。
5歳児は、1時間以上、都市のジオラマや水道の歴史を楽しんでいた。
誘った甲斐があったよ。
お茶の水から明治通りを神保町に下って行く道すがら、以前見つけた千代田区「鉄腕アトム」のマンホールに、なぜ千代田区がアトム?と、疑問だったが理由がわかった。
お茶の水博士か。お茶の水か、なんだそういうことか、アトムじゃないんかい。
ウランちゃんもいたが、写真を取り損ねた。
何故かと言うと、友人の息子に「神保町は本屋がたくさんあるんだよ」と教えると、突然「次は本屋密駅~、次は本屋密駅~」と、電車大好き男児は車内アナウンスを始めてしまった。
「ほんやみつえき」。子どもの発想はすごいなぁ~、といつも思う。
本屋密駅~の車内アナウンスを聞いている方が面白かったので、ウランちゃんはどうでもよくなった。
さすが、コロナ時代の子ども。本屋密か。
古書店古書店古書店、一つ飛ばしてまた古書店。
神保町は彼の脳裏に「本屋密町」として刻まれた。
ちょうど、昼食の時間帯でどこもかしこも混んでいたが、こんな時間帯にソーシャルディスタンスを保てるお店を目指す。
ギャラリー喫茶・古瀬戸。
近くの古書店に勤めていたこともある友人は「本店は混むんだけど、こっちのお店のほうが昔から空いている」と。好き嫌いがはっきり別れるね、このお店は。
コーヒーも食事も美味しいのに。
同じ通りにある、さぼうる2は、長蛇の列だよ。
さすがのワタクシも、子どもにこのお店はどうかと思ったんだけど、彼は好んだのか。
とりあえずノークレームだ。
友人は小口木版という版画のアーティストでもあって、美大生の時も古書店に勤めていたときも、このすずらん通りは生活空間だった。
さすがその母の胎内から出て来た息子。アート好き、なのか。
ワタクシはアート空間大好き。かなり落ち着く。
で、お店に入る手前の文房具屋のワゴンにつかまる、母親ふたり。
埴輪の指サック。
「どうする?買う?」「欲しいね」と、大の大人二人が悩む悩む。
二人とも指サック使う機会がほとんどないのが、購入をためらう原因。
よし、飯を食ってまだ欲しかったら買おう。と、決め喫茶店へ。
スケキヨ前に着席。
心象風景系のアートは怖がる子どもも多いと思うのだけど、このツブツブも大丈夫だったので、良かったわ。
で、だ。本屋密町は、なぜかカレーが美味しい。
古瀬戸のカレーも抜群に美味かった。
飯を食ったら埴輪の指サックのことをすっかり忘れて、友人親子とバイバーイと、解散。
そして携帯を喫茶店に置き忘れて、電車に乗ったよ。
あー、自宅に戻る前に気が付いてよかったが、神保町に戻る羽目に。
本日2度目の古瀬戸。携帯は無事スタッフさんが保管して下さっていて助かりました。ありがとうございます。
携帯を受け取って外に出ると、喫茶店の店先にいた天を仰ぐお嬢さんが目に留まった。
本日限定のタイトル「あ~あ、やってもうた」。
👇まいどなニュース連載漫画がまる2年になりました。3年目に突入~。