9カ月の孫が夢中になる、番組がある。
「シナぷしゅ」という、乳幼児向けコンテンツ。
ワタクシが子育ての頃、子ど向け番組ってせいぜい2歳児向け。
てか、ゼロ歳の子どもにテレビ番組を観させるって発想がなかった。
ところがさ、令和の時代はゼロ歳児を夢中にさせる番組がある。すげー。
作った人がいる、すげー。
番組を観ていると映像と言葉とリズムを上手く組み合わせている。
オノマトペ・擬音、擬態語を駆使したコンテンツだ。
大人もノリノリになる構成だ。大人がノリノリにならないと、子どもに見させ続けるのが苦痛になるね。
でね番組中で「ネコふんじゃった」という、鍵盤楽器を習った人もそうでない人も必ず親しんだ楽曲のアレンジで「ネコふん」っていう作品があった。
ネコがツンデレ。
ネコふん♪ネコふん♪ネコふんふんふん♪
と、リズミカル。
だが、何処かに行った「じゃった」が気になる。
あははと笑って孫と一緒に観てたんだけど、ハッと気が付いた。
この楽曲に親しんだ孫にとって「ネコふんじゃった」は「ネコふん」が生涯オリジナルなのかも。
元々を知らないと、最初に知ったことがスタートだオリジナルだ。
孫を産んだ娘が高校生のとき、ナディア・コマネチの名前を耳にして「この人、コマネチなんて名前つけられてかわいそー」って言って、驚愕。
娘にとって、ビートたけしのギャグ、コマネチが、コマネチの全てだったから。
いや、娘よ、コマネチさんは体操界のレジェンドでコマネチってギャグはレオタードの股間のブイラインを北野武さんがギャグにしただけなんだよ、なんて長い説明してなんか空しかった。
そらそうだ、知らないんだ。
今、目の当たりにしていることが全て。
でだ、娘だってそうだと思い込んでいたことで一番驚いたのは「野口五郎が鼻くそを食べながら歌わないんだ」って知った時だって。
モノマネ王のコロッケさまは、野口五郎さんのモノマネをするときに鼻くそ食う仕草するもんね。
おいおい、コロッケ、罪深い。
8年ほど前描いたお漫画。中三だった息子の音楽のテスト勉強を手伝っていたときの話。
良かった。ディープパープルより「王様」が息子のオリジナルにならなくて。
いや、王様はワタクシ好きですよ。
時は流れ流れて、当たり前だったことが歴史になるね。
本日のハナズオウ、和名は蘇芳花。
桜も綺麗だけど、春はたくさんの花が咲き誇ってかわいい。
👇まだ、タダで読めるよ。連載漫画、よろずなざっしー。