喜多桐スズメのニューおろおろ日記

漫画家・イラストレーター喜多桐スズメの日々雑記

断捨離って必要なのか?

毎年、お盆の時期は自宅にお経廻りのご僧侶さまに来ていただくために、いつもより念入りに部屋をお掃除するのですよ。

今年も掃除をしていて、あれ?この箱は何だっただろうか。

と、立派な空き箱をオープンすると、色んなものが詰まっている。

捨てられない色んな物が。


Webアニメ保湿西遊記、ノベルティグッズの大量のシール。

水を大切にしようね、という標語はワタクシ作。

 

連載漫画、株式会社アパレルのピンズ。たくさんある。

そのほかにも色んなものが詰まってる。

スマホ時代にお役御免になった、電子辞書とか、ごちゃごちゃ。

 

去年も同じ箱を開けて、ああー、ここにあったか、と同じことを思った。

 

年を重ねると、断捨離、断捨離、身辺をキレイにしろって、声が聞こえてくる。

 

断捨離してスッキリする人もいれば、そうでない人もいる。

はい、そうでない人です、ワタクシ。

いちど読んだ本も、もう二度と読まないかもしれない本は捨てたほうがスッキリする人もいるが、あれ、あれはあの本のあの場所に書いてあったぞ、と思うと、いてたってもいられず、読んだ本のページを確認したい人、ワタクシ。

ひとり出典確認だ。必要。

というのは、何度か本棚ごと処分する歴史を繰り返し、結局、過去に読んだ本を買い戻すということを何度も繰り返し、もお、ええかと、観念することにしました。

 

溜める。

 

で、塚のように積んであった本を整理するために、本棚を購入。

また、本棚が増えてしまった。壁面があれば、全部本棚でいいじゃないか、ママ、と息子も言うので、OKだ。

という息子は、電子書籍で買った本を整理すべく、電子書籍用のタブレット端末を買った。

薄い!この薄いタブレット端末に何百冊と書籍が入っている!

本棚に立てかけていても、同人誌並みの薄さだ。

今の子は、電書も紙書も、同じ扱いだ。

紙の書も楽しみ、電書も楽しむ。

 

で、大掃除でいろいろ整理してて、結局、箱を開けて、ああ、捨てられないやと思い、また箱の蓋を閉じた次第です。

 

この箱はまた、来年オープンしてまた、そっと閉じられるのであろう。

 

本だろうが、何だろうが、好きなモノに囲まれて生活するほうがストレスにならないのならば、断捨離は必要ないなぁ。

 

でだ、本棚が増え、部屋がスッキリしたけど、地震で倒れて来たときは下敷きかな、などと思いつつ、対策を練らねばなぁ、と思うワタクシなのでありました。

 

 

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