大物ノンフィクションライター井上理津子さんのご本を出版社から送って頂きました。
ディープな東京紀行です。
街と人をどっぷりと取材して大変重量感のある内容をさらりと心地の良い文章でおしたためになっており、読者は井上ワールドに引き込まれることでしょう。
ワタクシ、喜多桐スズメも4年前に新大久保の街を井上さんに案内いたしました。そう、この本の登場人物のひとりであります。
ディープな東京の一番最初が「玉の井」。ワタクシ、この地名知りませんでした。
東向島のことです。で、永井荷風先生の墨東奇譚の舞台にもなった街からスタートという、何というガイドブックでしょう。荷風先生の文も引用しながらの街案内。
東向島、そして吉原、山谷・・・ディープ。
井上さんを知るワタクシなどは、街のチョイスがやっぱりなぁ、と思いました。
都心にも郊外にも行っておられますが、ディープ。
👇非常に面白いので、みなさま秋の夜長にドキドキしながら読んでみてください。東京と歴史の好きな方には特におススメです。