喜多桐スズメのニューおろおろ日記

漫画家・イラストレーター喜多桐スズメの日々雑記

開けまして、クタクタですがおめでとうございます。

年末年始はね、女子が一番忙しいのですよ。

毎年、言ってますよね。

30日月曜日、4年振りのコミケ参戦。

フランス人、大喜び。

でだ、コミケは3日間開催が2日開催になったおかげで、60万人が3日に分散されず、2日間に60万人が訪れる恐ろしいイベントになった。人、人、人の洪水だ。

つまりだ、ブースを撤収してお帰りのゆりかもめビッグサイト駅には、見たこともない、人、人、人の行列が、電車に乗ろうと溢れかえっているのだ。

りんかい線の国際展示場駅も同じことだ。凄まじい数の群衆で埋め尽くされている。

人生初だ、こんな人の海。

新橋まで行くバスという手もあるぞ、とバス停を見ると、狂気の沙汰かってぐらいの長蛇の列だ。ビッグサイトからあふれ出た人の波で最後尾がどこにあるのかもわからない。

間違いなく、電車に乗れるのは3時間ぐらい先だ。

でだ、コミケの隅々まで知り尽くしているフランス人が言うことには「歩くのです」と。

歩いて、このお台場の島を抜けだすと言うのです。マジか!

フランス人の言うことを聞いて、歩く歩く。

つまりだ、ビッグサイト駅を通過しない反対側の電車に乗ればギュウギュウの車両に乗ることなくゆりかもめに乗れるという。

でだ、同じことを考える人々も多く、ぞろぞろ、歩く歩く。
一駅通過するごとに、あきらめる人々がもうこの駅で並ぼうと、脱落していく。

でだ、フランス人はまだまだ、とどんどん歩くので、ついて行く。

結局、有楽町線の豊洲駅にほど近い駅まで歩いて、ゆりかめに乗車することができた。

でだ、お帰りは深夜を覚悟していたのだが、あっさり自宅に帰宅。

あのビッグサイト駅にいる人々は、間違いなくまだ並んでいることであろう。

歩くのって、すげー。

だが、次の日は、筋肉痛だった。ワタクシの足元は常に7センチヒール。長距離、結構キツイね。

 

↑おすましショット

 

でだ、大みそかは、家中の大掃除とおせち料理のお買い物でクタクタだ。

男どもはのんびりしてやがるが、文句を言うともっと疲れるので、大みそかのタスクをこなす。

 

でだ、元旦は早朝起床で、洗濯機を回して洗濯物を干す。男どもはのんびりしてやがる。

でだ、おせち料理の仕上げして着物着て、菩提寺に参詣。

でだ、午後からは娘夫婦と孫が来て、おせち料理やお雑煮を振舞って洗い物してようやく一息ついたら、家人が「晩ごはさ、豚肉の甘酢揚げ作ってよ」などとぬかしやがる。

なんだ、晩ご飯って。

てかさ、ずっと食ってるよな、正月は。まだ食うのか?

いいよ、作ってやるよ。

てな、身体がずっと動くようにできているから仕方ないのだが、クタクタだ。

 

せっかく作ったお料理の写真を撮るのも忘れちゃったよ。もお、どおでもいいか。

と、いう訳で、朝からひっきりなしにLINEやSNSであけおめのメッセージを下さった方々に、ようやく返事を送りましたとさ。

 

紙の年賀状を下さった方々、これから書いて投函します。ごめんね、毎年。

 

のんびりと年末年始を送る日の来ることがあったら、それはもう老いぼれちゃったってことなんだろうね。

 

クタクタだ、って言いながら、好きでやってんだよね。バタバタを。