動物モノの映画は好んで見ません。
なんでかっていうと、ほれほれ、泣かせてやるで感がビンビン伝わってきて
若いころから、あえて観ない。
南極物語も子猫物語も皇帝ペンギンも観ていない、観ていないのです。
なのに、うっかり観ちゃった「ハチ公物語」。1987年、31年前の映画。
仲代達也も八千草薫も若くて、びっくり。亡くなっている俳優さんも沢山いました。
悔しいが、可愛いぜ、カワイイ、秋田犬。
「おっさんと犬」がこんなにも絵になるとは、驚き。
それと、CGも特にない時代のオープンセットが、すっごく良い。
今のCG多用映画の浮遊感とは対極にある、安定感。とても新鮮でした。
ザギトワのマサルも可愛いね。で、秋田犬ってかなり大型犬で、びっくりでした。
まいったな、次に渋谷へ行ったとき、ハチ公像の前で
あんなシーンとか、こんなシーン、思い出して泣いちゃうじゃないか。
涙腺の緩くなったおばはんには、試練だな。