喜多桐スズメのニューおろおろ日記

漫画家・イラストレーター喜多桐スズメの日々雑記

コロナのワクチン打った。

コロナワクチン一回目接種終了。

報道で連日ファイザー製のワクチン品薄と言っていたので、モデルナだろうと思っていたら、ファイザーだった。

 

で、モデルナ打った友人たちから、モデルナアームになった、って聞いてたから何ほど腫れるんやろう、と。腫れることを想定していたので、少々残念な気持ちになってる自分がいた。バカか、バカだ。

 

ワクチンは皮下注射だから、何てことないな、って思っていたら本当に何てことなかった。チクっとした?程度。

 

こんなこと書くと注射ぐらい平気な人間のようだけれど、注射は嫌い。本当は怖い、けど、慣れた。

 

3年ぐらい前、怪我をしたり腸の調子が悪くなったりとかで、検査で、採血、採血、注射、点滴、何ほど刺すねんってぐらい、注射針を腕に入れた。

 

でだ、ワタクシの腕は血管が出にくくて、そもそも、昔から針を何度も刺し直しされるのよ。

 

看護師さんがごめんなさいごめんなさい、って言いながら何度も何度も刺すんだ。針の刺し直し、平均3回。

8回が記録か。

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だから、血管注射や採血・点滴のときは「血管が出にくいので、1回で入らないのは慣れてるんで、気にしないで下さいね」と、必ず言うようにしている。

「3回ぐらいは普通なんで」と言って、3回目も失敗した看護師さんが、涙目になったときは気の毒だった。

 

一発で針が血管にすっと通った時は、感動だ。ほぼ、ない。だから感動する。

でだ、看護師さんが3回失敗すると大体、人がチェンジする。注射上手のベテラン登場。

 

で、人がチェンジしたのに計6回失敗した採血のとき、看護師さんに「腕の皮下脂肪が厚いんでしょうか?それとも血管が細いんでしょうか」と尋ねた。

 

すると、驚くべき答えが。

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血管が逃げる⁈

 

ええええ、何ですと、ワタクシの血管はそんなに臆病なんですか!

いやいや、ワタクシは臆病者ですが血管もですか、注射針を恐れて?

 

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「いえいえ、そういうことではなく、ゴム紐のように弾力があってするりと逃げちゃうんですよ。血管が元気なんですよ。本当にたまにいるんですよ、患者さんみたいな血管の人」と、看護師さん。

 

あら、血管が元気って血管を褒められた。褒められたのか?

看護士さんが「勉強になります」って言ってくれたとき、ちょっと嬉しかった。

だが、元気な血管の持ち主は何度も注射針を刺されるんだと、軽く絶望もした。

 

で、ワタクシは注射針の痛いのに慣れてしまった。いや、正直言うと痛いのは嫌だが、注射針の痛さの程度を身体が覚えてしまっている。

 

なので、皮下注射ぐらいは、痛いの部類に入らない。

 

で、皮下注射、って書いたら「コロナワクチンは筋肉注射です」と、ご指摘を頂いた。

 

あー、お医者さん、すごいスピードで、えいっ!って感じで刺してた。

でも、チクリ、って感じ。

 

副反応、出ないと良いね。これから、らしい。