喜多桐スズメのニューおろおろ日記

漫画家・イラストレーター喜多桐スズメの日々雑記

崎陽軒、すげー!

コロナの世の中になって、人と会うことがほんと激減したんだけど、久々に友だちが遊びに来てくれた。

アメリカから。

 

お母さんの介護休暇を取って、米カリフォルニア・サクラメントからやって来た友人。

日本到着後2週間隔離のち、隔離明けでやって来てくれた。ありがとう。

友人はPCRもワクチンも済んでいて、我が家もワクチン接種済み。

もういいか、ってマスク外して、もう久々の女子のお喋り止まらない。

 

実家が神奈川方面からだから、ありがちなお土産「崎陽軒のシューマイ」だけどごめんね。って、友人。

いやいや、崎陽軒のシューマイは普通に美味しいからいいよ、ありがとう。

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↑本日のひょうちゃん。

 

でさ、大阪育ちのワタクシは崎陽軒のシューマイ、実はけっこう、ナメてた。

だって、大阪には551蓬莱のシューマイ、メチャ美味だし、一芳亭というシューマイの名店もあって、崎陽軒って、ハハッ、凡庸、ぐらいに思っていた。

 

だが、食べ物というのは本当に丁寧に調理してあげるのがどんなに大切か改めて分かった。

崎陽軒のシューマイ、温めなおして食べようという段になって、息子なんかは「レンチン」でいいんじゃね、とか言う。

 

だが、わざわざアメリカからやって来てくれた友人には絶対美味しい方法で温めて食べてもらいたかったから、面倒だけど蒸し器で蒸した。スチーム料理は美味いんだ。

いや、驚いた驚いた。崎陽軒のシューマイ、めっちゃ美味しい。

友だちとうちの家族全員、美味しくて驚いた。

冷めたシューマイ食べて崎陽軒のシューマイをジャッジしてた。

いやぁ、正しく温め直すもんだね。



で、たらふく飯を食って、女子のお喋りは5時間以上に及ぶ。

久々だから喋る喋る。

 

私の娘が生まれて子育て漫画を「たまひよ」に描いていた時に、友人も同じ雑誌で仕事をしていて、うちの娘と友人の息子は幼なじみ。

その頃、アーティストの友人は、私が理解不能な音楽をやっていた。

 

ノイズミュージック。

 

ノイズミュージックに縁なく25年経過して、改めてノイズのことを質問してみた。

 

「でさ、エフェクターはわかるけど、ノイズの楽器ってなんなの?」

って質問すると、浅田飴の缶でもいい、と。

 

こういう概念。

 

で、「ごめん、聴かないと思う、今、宮本浩次とエレカシで耳が忙しいんで」って言うと、いいよ、あれは聴かなくても問題ない、だって。

 

そうか、聴かなくても問題ない音楽もあるのか。

 

なんて、たわいもない話を散々した、秋の夕暮れ。

 

maidonanews.jp