アイラブ神保町がキャッチコピーの神田古本まつり。
別の用事で御茶ノ水にいたワタクシ。
で、明大通りの坂を下って神保町にたどり着けば、やってましたよ古本まつり。
こんなハロウィーンな日に静かなおまつり、古本まつり。
神保町で仮装している人は見当たらず。地元の町でも可愛らしい仮装をした子どもを見かけて可愛いなぁと、微笑ましい気持ちになりました。
神保町のおまつりで仮装をする剛の者はいないのか⁈などと思いながら、あああ、だめだめ、と言いつつ古本のワゴンに吸い込まれて行く。
大屋書房のワゴンに捕まって、コレ買いました。
浮世絵の妖怪絵ばかり集めためっちゃ面白いカタログ。
「弐」だから「壱」もあるのか。欲しい。
店主の女性が「その目の前が実店舗です」と、大屋書房を指さして案内して下さる。
知っておりますとも。和本、古地図の本屋さんだ。和本はそそられる。版画だもんなぁ~。こんなん、人の手で掘って印刷してる本て、もお、素敵すぎる。
大屋書房に足を踏み入れると、古本まつりで手に入れる価格とは大幅に違う高額なる書籍の数々が甘いささやきで財布の紐を狙い撃ち。
でだ、丁度、このカタログを買ったら、お財布の中に900円しか残らなかった。
ここんとこ現金持ってないね。支払いはカードかペイペイ。
ワゴンに電子決済の機能がないのは、店主がウエストポーチからお釣りの小銭を出した瞬間に察知した。
お店にお誘いしてくださった店主に「申し訳ない、今日は持ち合わせがなくって」と、言い訳が出来、そそくさと立ち去るワタクシ。
だが、実店舗が「カード決済OK」だったら、欲望に負けるかもしれない。
貧乏人が欲望に負けると、お終いだ。散財して、貧乏に貧乏を重ねるわけにはいくまい。
だが「妖怪カタログの『壱』を買いに大屋書房に行くんだろうな。近いうちに。
まあ、浮世絵と違ってオフセット印刷のカタログは安いので、大丈夫。
でだ、ここんところ、ウチの孫が風呂上りにおむつ一丁でピアノを弾きたがる。
赤子が出鱈目に奏でるピアノのメロディーは、ジャズィ。
👇電子本は古本にならないのかも知れません。読んでくれると嬉しいなぁ。