スーパーのレジ待ちで並んでいた。
奥まっている隣のレジの列が途切れたので、店員さんが気を使って・・・
お次、というのは私の前の人だ。
けれど、動こうとしない。微動だにしない。
そりゃそうだ、商品の入った重いカゴは置いているし
向こうのレジにだって、一人先客がいる。
私だってこの状況で移動しない。
「お次」の権利が無言で私に譲られたと判断して間違いないだろう。
と、いうことで私が向こう側のレジに移動しようとした。
ところが!!!!
ど、どういうことだ!
この、どえらい派手なおばちゃんに「あなたは、ダメよ」と!!!
つまり
二つのレジでお会計をしている人のどっちがかが早く終わったら「お次」が私だ、と主張するおばちゃん。
でもさ、ここのスーパーフォーク並びじゃないんだよ!突然、自分ルールを作ったおばちゃん。
私を遮って「お次」の権利を行使したところで何分変わるというんだぁ〜。
しかも体調不良時に「あなたは、ダメ!」とか言われると、へこむ〜。
赤の他人にっていうか、めっちゃ赤い服を着た赤の他人に言われて、へこんだへこんだ。
お勘定を終えて、商品を袋につめるおばちゃん。
備え付けのビニールぶくろをガラガラガラガラガラガラガラガラと何重にも手に巻き付け、ごっそり持って帰る、このおばちゃんの後ろ姿を見つめて、らしすぎるよ、らしすぎる、貴方はそうでなくっちゃ!と、思う私なのでした。