喜多桐スズメのニューおろおろ日記

漫画家・イラストレーター喜多桐スズメの日々雑記

九段下の駅を降りて坂道を上がると、光る玉ねぎと千鳥ヶ淵の桜。

先週から仕事で何度か九段下に行っていました。

毎年この時期、千鳥ヶ淵の桜が見ごろなので楽しみにしていたのに、ぜ~んぜん、ダメ。

千代田区も先週から千鳥ヶ淵ライトアップ大作戦を展開していたんだけれど、花の咲かない桜をライトアップして空しい空気がそこかしこに漂っていました。

この時期に合わせて来日したであろう、インバウンドの方々が桜の咲いていない千鳥ヶ淵周辺を残念そうに眺めてる姿を何度も目撃。

三寒四温と言ったものだが、今年は三温四寒か?ってぐらい暖かくなって寒い日が続いたので、桜もさいちゃあ、くれないね。

ようやく暖かくなって、本日の千鳥ヶ淵。

 

おっ、明日咲くかも。

古木の胴体に咲く、胴ぶき桜も、もうちょっと。

美しい千鳥ヶ淵の景色に、桜が咲いていなくても感動した外国人観光客であろう人が無心にこの風景をスケッチしていました。

美しい景色の前には、必ず絵描きがいるね。

でだ、九段下千鳥ヶ淵周辺のコンビニで、昨日の暴風雨の朝、店員さんが「サンドイッチをお買い上げになると飲み物50円引きです!」と、悲鳴のような声を上げ、自作パネルで客引きをしていた。

 

あああ、花見客を当て込んで、サンドイッチや飲み物を大量発注していたんだろうね。

例年だと、順調に売れていたんだろうね。もお、ロスを出すぐらいなら、値引きしても売らなきゃね。

お商売は天気に左右されるね。

 

で、本日も九段下から帰宅しようと駅の構内に入ったら、お団子屋さんの臨時店舗が花見団子を売っていた。

花見客を当て込んでのお花見団子。お花見時期の九段下の駅構内に臨時店舗を出すって相当な倍率なはず。だが、花は咲いておらず、お団子屋さん商売あがったりかな?って思っていたら、花見客ではなく帰宅途中の方々がお団子を買っていた。

でだ、ワタクシも買って帰ろうかな、って思ったけれど現金を持ってなかった。

持ってるのは、カードかペイペイ。

使えるかなー、って考えていたら面倒になって、ワタクシはお花見団子を買わなかった。

けれど、商売繁盛でお団子屋さん、良かった。

 

草花の開花は人の思いどうりにならないね。

 

明日の朝のニュースで東京の桜、開花宣言があるかもね。

 

 

👇漫画「よろずなざっしー」連載終了して1年。インスタにアップしています。

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