喜多桐スズメのニューおろおろ日記

漫画家・イラストレーター喜多桐スズメの日々雑記

7月が終わる。

7月が終わるので悔いを残さないよう、会って話が出来ない仲の良い方々に電話した。

特に、用などない。

ただ、元気にやっているかの生存確認は重要。

 

で、友人と言うのはおこがましいぐらいの立派な人生の先輩への生存確認。

 

今年84歳になられる、アナウンス界の重鎮の先生にも一年振りにお電話。

女子のダベリ。延々。私と30歳近く離れていても、趣味趣向が同じ。

その先生のご自宅に伺ったときに本棚にならんでいる書籍の数々が、私の本棚と大体同じだったことに、驚愕。小説も漫画も写真集ですらほぼ。ほんとうにびっくりして、あれ?私夢を見てるの?と自分自身を疑ったほどだ。

で、自宅が近いのでコロナ以前はしょっちゅう伺って、ダベッてた。

話が合う合う。話の合う人との会話は楽しいね。

 

先生のホモサピエンスとネアンデルタール人がなぜ、ホモサピエンスが生き残ったという話も大好き。何度語られても、面白く聞く。

 

お互い、今読んでる本の話をして、何に力を注いでいるのか話した。

先生は音楽と朗読の力を信じて今も、音楽と朗読で長崎に行って平和活動をされている。死ぬまで続けると言っていた。

84歳になると、昨日できていたことが今日できないという、現実と戦いながら。

 

で、ワタクシは自分の信じている事を相も変わらず先生に語った。

 

で、女子なもんで、今ハマってる音楽を先生に押し付けた。女子あるある、だね。

押し付けますよと言うと、若きクラッシク奏者の方々と一緒に活動されていて音楽好きの先生は、良いわよ楽しみにしてる、とおっしゃるので押し付けた。

先生の好きな音楽はクラシックだが、ロックはクラシックのオマージュだから絶対に通じるものがあると信じている。日本の歌謡曲は究極の進化系だと私は思っているので絶対通じる。

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宮本浩次・ロマンスとエレファントカシマシ30周年bestアルバムを押し付けた。聴いてというだけではなく、物理的にAmazonから押し付けた。

あ、みやもと「こうじ」と読まれては心外なので、メールして「ひろじ」ですよ、と付け加える。

次、会う時にどういう感想を述べられるのか、楽しみだ。

 

うむ、趣味に生きた一日であった。ああ、楽しかった。

 

清々しく、8月を迎えよう。