喜多桐スズメのニューおろおろ日記

漫画家・イラストレーター喜多桐スズメの日々雑記

9月が終わる。あのつる草の家はどうなった?

今年があと3ヶ月になってしまったという衝撃。

いつもいつも月末はびっくりしてる。

 

さて、このふた月、つる草に乗っ取られそうな家をずっと観察してきたワタクシ。

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夏の間中、どんどん伸びて行ったつる草は右手に曲がりくねって、この家の玄関先にまとわりついていた。

 

大丈夫か、ここの家の人。ずっとドキドキしてた。

 

すると、ついに・・・

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「一生懸命生きているから見守って下さい」のメッセージは剥がされ、家全体を覆っていたつる草は小さく切られていました。

 

ここの家人は玄関を奪われても、根こそぎ滅亡させず、まだまだつる草を大切に見守っているのでした。

 

 

さて、今月もほとんどずーっと机に向かって漫画を描いていたので、せいぜいご近所にお散歩しか行かなかった。

 

そしたら娘が本を買って来てくれた。

「ママが好きそうな本」って。

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サンキュー娘。親の好みを良く知ってるね。好き好き。しかも千代田区・文京区・新宿区。

パラパラめくると、散歩した気になる。楽しい。

 

永井荷風の日和下駄を思い出し、ちょっと青空文庫に寄って読んで見る。

やばいやばい。読み込んでしまう。ちょっとのつもりが小一時間。

永井荷風はあの時代の男なのに女子に優しいなあ、なんてふんわり思う。

横書き読みにくいので文庫本をつい買いそうになるが、まだ読み終わっていない本も積んであるので、やめとく。

 

ちょっと、時間を作って散歩ぐらいしたい。

シャンシャンが中国に帰る前に上野動物園に行かねば、って思う秋のひととき。

 

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☟「それにしてもマキコさんカラス好きね」って友だちに言われた。「いやいやむしろ敵」って言うと「いや、世間はそんなにカラスのこと見てないって」。へ?そうなの、って思った。そうなのか。

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