今年があと3ヶ月になってしまったという衝撃。
いつもいつも月末はびっくりしてる。
さて、このふた月、つる草に乗っ取られそうな家をずっと観察してきたワタクシ。
夏の間中、どんどん伸びて行ったつる草は右手に曲がりくねって、この家の玄関先にまとわりついていた。
大丈夫か、ここの家の人。ずっとドキドキしてた。
すると、ついに・・・
「一生懸命生きているから見守って下さい」のメッセージは剥がされ、家全体を覆っていたつる草は小さく切られていました。
ここの家人は玄関を奪われても、根こそぎ滅亡させず、まだまだつる草を大切に見守っているのでした。
さて、今月もほとんどずーっと机に向かって漫画を描いていたので、せいぜいご近所にお散歩しか行かなかった。
そしたら娘が本を買って来てくれた。
「ママが好きそうな本」って。
サンキュー娘。親の好みを良く知ってるね。好き好き。しかも千代田区・文京区・新宿区。
パラパラめくると、散歩した気になる。楽しい。
永井荷風の日和下駄を思い出し、ちょっと青空文庫に寄って読んで見る。
やばいやばい。読み込んでしまう。ちょっとのつもりが小一時間。
永井荷風はあの時代の男なのに女子に優しいなあ、なんてふんわり思う。
横書き読みにくいので文庫本をつい買いそうになるが、まだ読み終わっていない本も積んであるので、やめとく。
ちょっと、時間を作って散歩ぐらいしたい。
シャンシャンが中国に帰る前に上野動物園に行かねば、って思う秋のひととき。
☟「それにしてもマキコさんカラス好きね」って友だちに言われた。「いやいやむしろ敵」って言うと「いや、世間はそんなにカラスのこと見てないって」。へ?そうなの、って思った。そうなのか。