アメリカ・カリフォルニア州サクラメント在住の友人、エリちゃん。
うちにも崎陽軒のシューマイ持って遊びに来てくれたんだけど、エリちゃんが日本に居る間に、実家がある相模原にも遊びに行った。
エリちゃんのパパにはうちの子が小さいときから、家庭菜園で作った野菜など頂いて、とてもお世話になったが、すでに鬼籍に入った。
エリちゃんちに行く前日、ご近所さんの手塚プロの社長さんとうちの夫が偶然会って、話をした。北野英明先生のことで。
うちの夫は北野英明先生の最後のチーフアシスタントだった。
で、北野英明先生は手塚プロのとき、リボンの騎士の作画担当だった。
で、エリちゃんのパパは大手出版社勤務で手塚先生担当で、リボンの騎士担当だった。
なんだ、このご縁は?
で、相模原のエリちゃんちに行って、延々女子ダベリ会で聞いてみた。
「手塚先生のお宝転がってない?」って。
うちの夫から聞かされる手塚先生は、どこに行ってもファンが望めば色紙にちゃっちゃと、惜しみなく絵を描いて下さる方だったとか。
ない、引っ越しの時に随分捨てて、手塚治虫全集もない。
ないけど子どものころ覚えている事があると、エリちゃん。
ワタクシが子どもの頃、今と違って白い紙はわりと高級品だった。
だから新聞の折り込みチラシが両面印刷でないと、裏紙をメモに使ったりした。
折り込み広告の裏が白いと、お絵かき大好きな子どもたちは、それだけでテンションが上がった時代。
エリちゃんは、今や立派な画家だ。
ワタクシもチラシの裏に落書きし放題な歴史を経て、漫画を描かせてもらってる。
チラシの裏紙最高!
時が経つほど、縁の不思議さを感じるね。
☟漫画読んでね。まいど毎度。