東京都水道歴史館で江戸の水道管「木樋-もくひ」の展示が15日までなので慌てて行ってきた。
木製の大きな水道管、迫力あった。
東京都水道歴史館、見どころ満載でなんと入場料タダ。
2階には家康にお菓子を捧げる大久保藤五郎の絵やら、玉川兄弟の像やら物語やら江戸好きの萌えツボ押されまくり。
水にまつわる話は刺激的です。
上水道が整備されていた江戸になぜ水売りがいて、商売が成り立ってたのかという謎も解けて良かった。水売りの謎を解きたい人は、ぜひ行ってみて。そもそも謎に思っている人がワタクシ以外にいるのか、という謎もありますが。
で、お茶の水から明大通りを神保町方面に向けててくてく歩いていると、おや、千代田区のマンホールがアトムに。
アトムと言うと高田馬場だと思っていたのに、新宿区はなんとゴジラのマンホールだ。
千代田区にアトムはちょっと不思議な感じがするね。
北区・赤羽は、清野とおる先生だ。さすがだね。
話題のしおりだ。三省堂書店。
もう20年ぐらい前だろうか。
三省堂の教科書編集部にお邪魔して、高校英語の教科書に描く挿絵の打ち合わせをした。
友人の長尾教授が担当する予定だったページがあって、テンションマックスのスズメ先生。やった!教科書の挿絵だ。
で、登場人物の女子高生がルーズソックスを履いてる絵を見た担当さんが言うことには「教科書は4年後の発売なので、その頃にはルーズソックスの流行は終わっていると思います」と。
その時、教科書が4年サイクルだと知りました。
で、実際、ルーズソックスの流行はその後あっさり終焉を迎えました。が、また流行が巡ってきているという、時の不思議。
教科書の仕事は結局、長尾教授のページがなくなり没になってしまいました。残念。全国のぼんくら学生がワタクシのイラストの上に落書きをしてくれる日を楽しみにしていたのに。
今からでも遅くない。教科書出版の編集の方このブログを読んでいたら、キタキリに教科書のイラストを描かせてください。
あ、でも隂山先生のドリルの挿絵にちびっ子たちは落書きしてくれてるのかも知れないなぁ。
そして、三省堂の並びにある東陽堂書店のワゴンにばっちり捕まってしまい、うっかり店内に入ってしまった。古本屋のワゴンはやばい、散財の入り口だ。この後、矢口書店に行ってしまうと恐ろしいことになってしまうので、もう、神保町のお散歩は終了してお家に帰りましたとさ。
しまった、さぼうるでコーヒーぐらい飲めばよかった。ばかちん。
↓教科書に挿絵も描きたいけど漫画も描くよ。