喜多桐スズメのニューおろおろ日記

漫画家・イラストレーター喜多桐スズメの日々雑記

そもそもの漢字って台湾にしか残っていない。

3月13日になると日本政府がマスク着用義務を撤廃するとか。

いよいよ、コロナもお終いか。いや、コロナウイルスはインフルエンザのように生き延びるんだろうけど。

 

で、国際漫画集団コマコミも数年ぶりに、新年会。3月だけど新年会。

もお、いいかって、集まって。

 

お昼から食事をして、二次会はカラオケ。

カラオケって!なんという、久しぶり。

 

今回参加は、フランス、台湾、フリィピン、日本の四カ国。

アメリカと韓国は不参加、残念。

 

みんなそれぞれ、大好きな歌を熱唱。

フランス人、Gobetさんが唄う「与作」は定番。フランス人、北島三郎大好き。

 

で、フリィピン代表マリアさんが「せっかくだから母国の歌を歌ってよ」ってリクエストした。

マリアさんもタガログ語の歌を歌ってくれた。

フリィピンはタガログ語と英語のチャンポンがスタンダード。

 

で、台湾のTimさんが鄧麗君(テレサ・テン)を美しい中国語で歌ってくれたよ。

テレサ・テンが唄う日本語の歌謡曲は歌いやすいが、中国語の曲は本当に難しい。

すでに台湾で歌姫だったテレサテンを日本に連れて来て売った、日本の歌謡界。

 

スズメ先生もテレサ・テン大好き。

 

 

で、台湾語(中国語)の字幕を見ていて、はっと、気が付いた。

 

あれ?漢字って、そもそもの漢字は台湾にしか残ってないやん!

って、ワタクシが言うと、その場所にいた二人の台湾人「そうです!」って、キリっとした顔で答える。

 

日本も第二次世界大戦後の1945年以降に大幅に漢字が簡略化されて、そもそもの漢字じゃない形になっている。てか、文字が無く音しかなかった日本語は奈良時代に中国から漢字を借りたくせに、日本独特の漢字も作った。ので、日本の漢字は微妙。

 

で、中国と言うと、文化大革命のころに毛沢東主導で、漢字を簡単にしろや~い、って政策が取られた。

 

字→

 

なんか少ない。色々、少ない。そもそも象形文字なのに、元がわからない。

 

今の、中国語の「簡体字」はまだまだ、数十年の歴史。

台湾の漢字を「繁体字」という風に区別するけど、そもそもの漢字だ。

 

だから、本来の漢字は台湾にしか残っていない。

 

はああ、時の流れに身をまかせるけど、言葉も文字も変っていくのね。

でも、変わらないものがあるって、素敵だ。変らない、プライドは大切。

 

 

春が来ると、咲くね。忘れず咲くね。

近所のハクモクレン。モクレンよりちょっと大振りの花。

 

で、孫の保育園入園の為に作ったシーツとシーツを入れるバッグ。縫い直してエレファントも転倒していないよ。

 

突き進む35周年のエレファントが好き。

 

 

 

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