上野の徳川テーマパーク内にある、不忍池。
今年も蓮満開だ。
で、鳥好き友だち親子と早朝から行ってきた、不忍池。
早朝7時、小学1年生になったばかりの男子には過酷な時間。
でも、不忍池の蓮を見たくて、早朝5時に起床して頑張って上野まで来た。
蓮は日の出とともに咲き始め、もう、9時過ぎごろからどんどん花を閉じて行くので、7時台が花見頃の、おススメの時間帯。
「蓮はね咲くときに、ポンって音がするんだよ」という、男児の母の戯言を本気で信じていた息子。
で、蓮の池に「いつ咲くの、いつ咲くの?」と、満開の蓮に囲まれているのに、音を聴きたいがためにワクワクが止まらなく、まだ硬い蕾の蓮を凝視する男児。
で、結局本日は蓮のポンは聴けなかったねと、しぶしぶ納得する男児。
不忍池の鳥どもも、涼をとっているのか。
ってか、早朝7時台なのにすでに30度越え。もう、オーブンの中にいるよう。
まだ、8時にもなっていないというのに。
このあと、9時からオープンする上野動物園で獣どもを鑑賞しようという予定はすっかり、頓挫。
すでに、上野動物園の開館待ちの人々が、日傘をテント代わりにうずくまっている列を見て、命の危険を感じた。
どのみちこの猛暑。動物の生態に詳しい鳥好き親子は「この灼熱地獄、動物どもは人前に出てこず、涼しい自室に籠っているのがほとんで、鑑賞などできないよ」と、的確な指摘。
そこでだ、小学1年生は大好きな国立科学博物館に行こうと提案してきた。
「クーラー効いてるよ」と、子どもながらにナイスなチョイス。
涼を取りたいのと、そもそも科学博物館好きの大人は、黙って、OK。
企画展「海」
シーラカンス。
ホッキョクグマ。
夏の雲とスカイツリー。
でだ、10時ぐらいに入館して気が付いたら午後2時になっていて4時間近く経過していた。なんだ、この空間はヤバいぞ、ヤバすぎる。
生きとし生けるものを地球の歴史から紐解き展示している。ヤバい、面白過ぎるぞ。夢中になるとはこういうことか。
で、母親どもは「年パス、買おうか、どうする?」なんて話をしていて、本日お開き。
上野の徳川テーマパークは、歴史がギュッと凝縮された灼熱の空間だよ。
常設展の昆虫標本のブースで100種近くあるクワガタムシの名前をぶつぶつと口に出して暗記している小学生がいた。
友人が「君は将来何になりたいのかな?」って質問した。
ワタクシは当然「昆虫博士かクワガタ博士」って答えが返ってくるとワクワクしてたら、バスケの選手!っていう、スラムダンクな答えが返ってきた。
漢字博士になりたかったけど、バスケの選手だそうだ。
そうだね、漢字とクワガタに詳しいバスケットボールの選手になるのも夢じゃない。
博物館や美術館には宝のような夢がギュッと詰まっているね。
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