喜多桐スズメのニューおろおろ日記

漫画家・イラストレーター喜多桐スズメの日々雑記

人の背中は多くを語る、個展「背表紙」。

6月に川越のギャラリーで個展を開催した、コマコミメンバー・山崎アキラ氏の拡大個展が船橋市民ギャラリーで開催されていて、行って来ました。

 

攻めるね、山崎アキラ。

 

新作はコマコミのアイドルりく君とパパがモチーフの背中。

 

あの大物スターの背中と若干ひねり気味な背中。

 

働く人の背中。

 

今は亡き、国民的大スターの背中。

 

とても良い個展でした。

で、一番良かったのは、受付にいらした山崎アキラ画伯のおばあさま。

御年、もうすぐ88歳米寿。

とてもそんなお年には見えない、美しくてチャーミングな女性。

で、頭も身体もしゃっきり。

長生きはしたいけど、幸せに長生きしたいと願う人々のお手本のような方。

 

で、孫大好きなおばあさま。

当たり前だね、ワタクシも孫の事は大好きだ。孫自慢はじめると、一日が終わるぐらい孫を自慢したい。

 

でだ、近所のお友だちが絵を見に来てくれたとき、さーっとスピーディーに絵の前を通りすぎるその方におばあさま「もうちょっと、じっくり観て下さいね」と、ぴしゃりとおっしゃった。

 

 

正しい。成長したワタクシの孫が仮に個展を開催して、なんかテキトーにさーっと通り過ぎようとする人がいたら、ワタクシも絶対言う。じっくり観て下さいね、って。

 

西船橋は行ったことあるが、本日、人生初の船橋。

 

船橋スクエア21ビル3階・船橋市民ギャラリー、山崎アキラ氏の個展。

大盛況にて、終了。

 

印刷された本とかデジタルで作品は発信できるのですが、生身の人が見に来て下さる個展に憧れを抱いてしまった真夏の一日。

 

 

👇6月に開催された山崎画伯の個展

www.suzume-kitakiri.com