喜多桐スズメのニューおろおろ日記

漫画家・イラストレーター喜多桐スズメの日々雑記

雑なアップルパイ。

冷蔵庫の中に食べる時期を逃したりんごが2個ひっそりと佇んでいた。

もお、剥いて食べてもボケてて美味しくないのは皮の張りのなさで解る。

儂の肌のようだ。

捨てはしない、食べてやる。

だが、ジャムかアップルパイにするしか道はない。

 

生地から作るのはメンドーだから、こんな便利なモノを使う。

 

りんご2個は皮を剥いて、火にかけた手鍋に入れ砂糖テキトーに30gぐらい入れ、リキュール少々と弱火で煮込む。水は入れない。りんごから出る水分で焦げないようごく弱火で煮込む。この時、剥いた皮も一緒に煮込むと皮の色も付くし皮にはペクチンが多く含まれているから、りんごがまとまるよ。

と、仕事をご一緒させて頂いた、料理研究家の瀬尾幸子先生から10年ぐらい前に教えてもらったよ。ありがとう、瀬尾先生。今もやってまーす。

 

で、りんごなんかくたくたに煮あがったら、シナモンお好みで混ぜる。

一緒に煮たりんごの皮は忘れず取り除いてね。

で、なんかパイ生地を型に入れて丸に成形するのメンドーになったので、二枚のパイ生地のつなぎ目を手でぎゅうぎゅう押してスクエアな形のママ、スクエアな蓋をしてクッキングシートを敷いたまま、鉄板に乗せオーブンに投入。

 

スクエアに焼きあがったよ。

オーブンは余熱もせずに180度で40分設定にしたんだけど、焦げそうだったんで6分時間を減らしていい感じ。つまり180度で35分弱。

スクエアだから、三角にも切りやすい。

おおお、雑に作った割に出来がいい。型に入れなかったおかげでパイ生地が伸び伸びと膨らんでサクサク感が強い。

 

なんだ、雑の功名か!

 

で、アップルパイを食わないウチの息子が気まぐれに口にしたパイを2個も食った。

旨かったんだな。旨いわ、コレ。

やりぃ~、などと思うスズメさんなのでありました。

 

脳の力を抜くって良いね。

 

ワタクシは酸味の効いたリキュールを使ったんだけど、お酒入れない人はりんごがボケてる分、酸っぱい果汁なんか入れるといいね。ボケりんごに喝。

 

 

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